SSブログ

記事一覧

  • 2015/01/11地質

    12月20日~21日に阿蘇山に行ってみました。2日とも天気が悪く、上の方は霧の中で、ほぼなんにも見えない状態。たま~に雲が薄くなると、大量の噴煙がちらりと見えました。時々、「ど~ん」という重低音が響い..

    記事を読む

  • 2014/10/28旅で出会った風景

    長野県の蓼科高原をドライブ。不思議な赤い畑があったので寄ってみました。高嶺ルビーという品種のソバの花だそうです。余っている土地に植えて観光客を楽しませてくれるだなんて、うれしくなっちゃいますね。稲刈り..

    記事を読む

  • 2014/10/27生き物

    岐阜県の高山リスの森に行ってみました。リスが放し飼いにされたゲージに、観光客を入れてくれています。入場料780円、リスの餌代100円。高いな~と思ったけど、中に入った瞬間、そんな考えは吹っ飛びました。..

    記事を読む

  • 2014/10/05旅で出会った風景

    9月27~28日、富山県の立山に行ってました。立山駅から、ケーブルカー、バスを乗り継いで室堂まで移動。観光ピークシーズンにはどちらも増便するようで、いやになるほどの待ち時間はありませんでした。美女平か..

    記事を読む

  • 2014/09/27地質

    インドネシアの東端、Weh島には活火山があるようです。あまりいい写真を撮れなかったのが残念ですが。ダイビングのあいまに、どこに行くのかも分からない状態で付いて行った半日観光。一つの目的地は火山でした。..

    記事を読む

  • 2014/08/30ダイビング

    ダイビングを始めるには講習を受ける必要があることは、それなりに知られていることでしょう。その講習で、潜るたびに記録を付けましょう、ということも指導されます。日時や場所、潜った水深、水温、水中滞在時間な..

    記事を読む

  • 2014/08/30その他

    日本でもデング熱が発生したとのこと。蚊が媒介する伝染病は、今の日本には無いはずですが。海外で感染して帰ってきた人の血を吸った蚊が、その発生源のようです。しばらくは感染者が出るかもしれないけど、蚊は冬を..

    記事を読む

  • 2014/07/27庭の植物

    これを初めて見たのはマダガスカル。レストランの入り口に鉢植えが置かれていました。葉の周りに子供をぎっしり付けている植物があるだなんて!!!その後、ホームセンターなどで苗を探していましたが、売ってるのを..

    記事を読む

  • 2014/07/20地質

    益富地学会館の薄片教室に参加しました。巡検の次に楽しみな行事です。今回は、インドネシアのGunung Apiでドイツ人のお友達と一緒に拾った思い出の石を、薄片にすることにしました。火山の形からは安山岩..

    記事を読む

  • 2014/06/21ダイビング

    ナイトダイビングで見つけました。2枚貝のベッドで寝ているのはブダイの仲間でしょうか。サメにすぐ見つかりそうで、安全な寝床とは思えませんが・・・

    記事を読む

  • 2014/06/06地質

    Site1 古座川町 一枚岩紀伊半島南部、古座川~太地に、古座川弧状岩脈と呼ばれる流紋岩質凝灰岩が貫入しています。(凝灰岩ですが、地上に噴いたものではなく火道と考えられています。)太地では、浸食による..

    記事を読む

  • 2014/05/31地質

    Site1 串本町紀伊大島 海金剛の見学海金剛は、朝鮮半島の金剛山に由来する名前だそうです。朝日新聞社の『21世紀に残したい日本の自然百選』(全く知りませんが)に選ばれているそうです。流紋岩でできてい..

    記事を読む

  • 2014/05/30地質

    南紀巡検巡検に参加しました。観光たっぷりの3日間、少々はしょって報告します。Site1 すさみ町和深 天鳥の褶曲四万十帯の牟婁層群です。海底にたまった泥や砂が、固まっていない状態で海底の斜面を滑り落ち..

    記事を読む

  • 2014/05/21その他

    横山先生にいただいた著書『カムチャツカ学術紀行』に、満州で終戦を迎え、日本に帰ってくるまでのことが、少し書かれていました。一部をそのまま引用します。『ラコウの収容所では若い女性がロシア人に毎日拉致され..

    記事を読む

  • 2014/05/14未分類

    天気のいい日に、ダウンとカシミヤの洗濯をしました。浴槽にぬるま湯をためて、おしゃれ着用の洗剤を使って、手洗いをします。ダウンは生地の布目が細かくて暖かい空気を逃がさなくて保温性はすばらしいものなのです..

    記事を読む

  • 2014/05/12写真とカメラ

    いつも使っていた標準ズームがだだをこねだしたので、新しいものを購入しました。天気のいい日に試し撮り。ヒメジオンと虫。なかなかよろしい感じです。

    記事を読む

  • 2014/05/11お料理

    益富地学会館に行ったら、Kさんがとれたての野菜を持って来てくれていて、分けてもらいました。フキとサヤエンドウとキャベツを使ってパスタを作ってみました。パスタをゆでながら、斜め切りしたフキも軽くゆがいて..

    記事を読む

  • 2014/05/11ラジャアンパットクルーズⅡ

    ☆ インドネシア東北エリアダイビングクルーズ20☆Mermaid II に乗るのは3回目でした。「よっぽど好きなんだな」と思われそうですが、そういうわけではありません。予約するタイミングで、いつも他の..

    記事を読む

  • 2014/05/11ラジャアンパットクルーズⅡ

    ☆ インドネシア東北エリアダイビングクルーズ19☆お昼前に最後のダイビング(計40Dives)を終え、シャワーを浴びて、ビールを飲んだりしながら、ゆったりした船旅を楽しみます。海の青が鈍い色に変わって..

    記事を読む

  • 2014/05/11野生の植物

    赤道周辺で育てられているキャッサバ。畑に植わっていることもありますが、雑草まみれのところに生えていたり、植物が育たなそうな荒れ地に生えていることもあり、強い植物のように思われます。トウダイグサ科なので..

    記事を読む

阿蘇山の噴火を見に行く

12月20日~21日に阿蘇山に行ってみました。
2日とも天気が悪く、上の方は霧の中で、ほぼなんにも見えない状態。たま~に雲が薄くなると、大量の噴煙がちらりと見えました。
IMG5762.JPG
時々、「ど~ん」という重低音が響いていて、これを超えて登ろうという気にはなりませんでした。
IMG5790.JPG
火山灰の上には、所々、こんなスコリアが落ちていました。沸騰させたお湯の表面みたいな細かい泡のかたまりで、持ち上げてみると重さがないように感じられるくらい軽いのでおどろきました。
IMG_8803.JPG

なんとなく南国なイメージがあって、冬服で行かなかったので、ただただ寒かったです。20日は溶けていたけど、21日は何もかも凍り付いていて、地面の砂もピクリとも動かなくなっていました。これは軽い溶結か?なんて疑ってしまうほどでした。

カテゴリ

タグ

里の秋

長野県の蓼科高原をドライブ。
不思議な赤い畑があったので寄ってみました。高嶺ルビーという品種のソバの花だそうです。
ソバ.JPG
余っている土地に植えて観光客を楽しませてくれるだなんて、うれしくなっちゃいますね。
稲刈りの終わった田んぼには、ミレーが絵を描きそうな芸術的な創作物が並んでいます。雨が降らなくてよく乾いたら、新年の縁起物に姿を変えるのでしょうか。
ワラ.JPG

高山リスの森

岐阜県の高山リスの森に行ってみました。リスが放し飼いにされたゲージに、観光客を入れてくれています。入場料780円、リスの餌代100円。 高いな~と思ったけど、中に入った瞬間、そんな考えは吹っ飛びました。
リス1.JPG
なんてかわいいんだ!? 2種類のリスが地面やら壁やら走り回っています。うっかりしていると踏んでしまいそうなほど。 うちのリスと違って人がこわくないようで、手のひらの上でエサを食べるし、ちょろちょろ背中を登って来たり、しゃがんでいる膝の上に乗ったりもします。ポケットの中にまで入って来ました。そのままファスナー閉めてお持ち帰りしたくなりますよ。洗濯して干している時に、中からヒマワリの種が出てきました。 エサをもらったらすぐに食べるか、ほほ袋に貯めてエサを集めるか、はリスしだいのようです。
リス2.JPG
こういう欲張りなリスは、手のひらに乗ったら、掃除機のようにエサを吸い取っていきます。
リス3.JPG
いくらでもエサはもらえるでしょうに、ついつい埋めてしまうのがリスらしいですね。 おなかをすかせていてエサを探して回るのは朝のようで、お昼ごろには巣に入って寝ているのか、数がぐんと減ってきました。行くなら朝イチがいいのかも。夕方にはまた出てくるのかな?

カテゴリ

タグ

紅葉の山

9月27~28日、富山県の立山に行ってました。
立山駅から、ケーブルカー、バスを乗り継いで室堂まで移動。観光ピークシーズンにはどちらも増便するようで、いやになるほどの待ち時間はありませんでした。
美女平からのバスは、途中、日本一の落差という称名滝、大きい杉などの解説があり、見えるように徐行していました。弥陀ヶ原の手前あたりから広い高原になります。緑~茶色の草の中に、こんもりした赤や緑の木がぽつぽつ生えている景色が広がり、じっと座っていられないくらいきれいです。こんな低い所が紅葉しているなら、山の木は葉を落としているのでは、なんて不安にもなってきます。
うれしいことに、室堂からの眺めも、しっかり錦でした。
立山1.JPG
写真を撮っている横で、「一日中見ていなさいって言われたら、見てられるよね~」、「できる、できる。」なんて声が。それも優雅でいいなぁと思いますが、こんなきれいな所でじっとしているのはもったいないので、早々に移動。雄山を映すミクリガ池を鑑賞し、火山活動の跡の地獄谷は、硫酸ガスの濃度が高いので立ち入り禁止になっていて、うらめしい気分で見下ろします。
地獄谷.JPG
赤や緑のパッチに飾られた雄山~別山を眺めながら少し下り、雷鳥沢キャンプ場に今晩のお宿を作りました。
さてこれからどうするか・・・。すぐ前にある別山に登ることにしました。見るからに急な雷鳥坂は、人間が重力に逆らう動きをするには適していないようで、ダウンとカッパと500mlペットボトル1本しか持っていなくても、息が切れます。おまけに、下から、チングルマの綿毛や、赤や黄色になった葉が呼ぶので、立ったりしゃがんだりを何回繰り返したことでしょう。
立山2.JPG
登っているとだんだん霧に包まれ、稜線は、あたり真っ白でした。晴れていたら、劔だけでなく、御嶽山のけむりも見えたことでしょう。
翌日も気持ちの良い青空で、ステキな山旅になりました。

タグ

Wisata Volcano

インドネシアの東端、Weh島には活火山があるようです。あまりいい写真を撮れなかったのが残念ですが。
ダイビングのあいまに、どこに行くのかも分からない状態で付いて行った半日観光。一つの目的地は火山でした。近づくと、車の中にまで硫酸ガスのにおいが入ってきて、興味が高まります。
これにはもうびっくり。流紋岩質の火山灰が積もっていて、いたるところからガスが噴き出ています。その周りには硫黄の結晶ができています。辺り一面、赤道直下の強い日光に照らされて、硫黄の結晶面がキラキラと輝いています。泥の下からぶくぶくとガスが出て、小さな泥火山みたいになっているところもありました。
こんなところに行くって知っていたら、袋くらい持って行ったのに・・・。
Volcano1.JPG

Volcano2.JPG

Volcano3.JPG

カテゴリ

タグ

のべ1カ月間

ダイビングを始めるには講習を受ける必要があることは、それなりに知られていることでしょう。
その講習で、潜るたびに記録を付けましょう、ということも指導されます。日時や場所、潜った水深、水温、水中滞在時間などのデータとともに、見た魚や感じたことなどを書き、一緒に潜った誰かのサインをもらうことになっています。
一応その教えを守り、それなりのデータを残しています。サインは、別れ際のアドレス交換を兼ねたものになっていますが。
そのデータによると、水中にいたのは合計で750時間、31日間くらいでしょうか。始めてから10年、長く続けていると思っていましたが、水中で過ごしたのはたった1カ月!!! まだハイハイもできない赤ちゃんだわ。
IMG_3206.JPG

カテゴリ

タグ

デング熱が日本でも発生!! どうやって伝染したの?

日本でもデング熱が発生したとのこと。蚊が媒介する伝染病は、今の日本には無いはずですが。
海外で感染して帰ってきた人の血を吸った蚊が、その発生源のようです。しばらくは感染者が出るかもしれないけど、蚊は冬を越せないから今年で終息するので、パニックにならないで、と、テレビで誰かが言っていました。
でも、去年も同じような報道してましたよ。
人の動きは止められませんからね。たぶん来年も、おんなじこと言って騒ぐんでしょうね。

ちょっと前に、とある海で拾われたオウムガイを買いました。
持って帰って取り出している時に内部構造を思い出し、え~っと思いながら振ってみると、ちゃぽちゃぽと音がするではありませんか。どうやら隔壁の中に液体が入っているようです。何菌を連れ帰ってしまったことやら。
こういう風に何気な~く海外の生物は日本に入ってしまうようです。
BLKK2978.JPG

カテゴリ

タグ

コダカラベンケイソウ

8I2A0016.JPG
これを初めて見たのはマダガスカル。レストランの入り口に鉢植えが置かれていました。葉の周りに子供をぎっしり付けている植物があるだなんて!!!
その後、ホームセンターなどで苗を探していましたが、売ってるのを見つけられませんでした。
再会したのは、インドネシアのダイブリゾート。レストランの入り口や部屋のベランダなどに、鉢植えが飾られていました。
『お~~~これだ!』と、葉を1枚持ち帰って、大事に育てました。1年間は、大人の葉を数枚出しただけで、子供は付きませんでした。がんばって水やりを続けて、冬の寒さからも守って、2年目には、ぽつぽつ子供を付けるようになりました。そして3年目にやっと、子だくさんになりました。なんとか日本の気候に適応してくれたのかな。
この子供、さわったり、台風みたいな強い風がふくと、すぐ落ちてしまいます。なので、鉢の周りにはばらばら転がっているし、土の上に落ちたのはそれなりに育っていて、すごい勢いで数を増やしています。

育てるのも増やすのも簡単です。冬の寒さに弱いようですが、凍らなければ大丈夫みたい。冬は霜が下りない所に置いておきましょう。
乾燥にもそれなりに強いようです。夏1週間水やらなかったら、弱ってたけど、枯れてませんでした。

こちらは別の種類のベンケイソウ

カテゴリ

タグ

岩石の華麗な世界

益富地学会館の薄片教室に参加しました。巡検の次に楽しみな行事です。

今回は、インドネシアのGunung Apiでドイツ人のお友達と一緒に拾った思い出の石を、薄片にすることにしました。火山の形からは安山岩質マグマが想像されますが、拾った石は玄武岩質のように見えます。
事前に標本を預けると、小さく切ったチップをスライドガラスに張り付けておいてくれます。
IMG_2279.JPG
さらに石を薄く切り離してから、研磨剤で磨って薄くします。
まず、鉄板に320番の研磨剤をのせて、荒磨りします。偏光顕微鏡で色を観ながら薄くしてゆき、長石が黄色とグレーの中間くらいの色になったら次の研磨剤に移ります。
その前に、次に使う細かい研磨剤に320番の研磨剤が混ざらないように、鉄板を片づけ、机を拭き、よく手を洗いわないといけません。
仕上げ磨りは、ガラス板と1000番の研磨剤で行います。この段階までくると、ガラスに張り付けた岩石(?)は紙より薄く、色も薄くなっているので、うっかりしているとガラス側を磨ってしまいそうになります。今回は、いつもスリガラスを作って場を和ませてくれるKさんがいなくてさみしかったです。
長石や石英が灰色になるまで磨り、カバーガラスをかけると、できあがりです。
22171617x.JPG

22171648x.JPG

カテゴリ

タグ

寝ているお魚

ナイトダイビングで見つけました。
2枚貝のベッドで寝ているのはブダイの仲間でしょうか。サメにすぐ見つかりそうで、安全な寝床とは思えませんが・・・
IMG_3667.JPG

カテゴリ

タグ

南紀巡検 3月23日

Site1 古座川町 一枚岩
紀伊半島南部、古座川~太地に、古座川弧状岩脈と呼ばれる流紋岩質凝灰岩が貫入しています。(凝灰岩ですが、地上に噴いたものではなく火道と考えられています。)太地では、浸食によるものでしょうか、この延長と思われる部分が細長く湾入しています。
一枚岩は、古座川弧状岩脈の一部です。古座川の対岸に、カメラに収まらないサイズの岩体が で~ん とそびえていました。川原の転石には水晶脈を含むものもありました。

Site2 串本町田子供 さらし首層(大さらし)
四万十帯の牟婁層群の東端近くです。
砂質泥岩のマトリクスに、数cm~1mサイズの砂岩、泥岩、砂泥互層、石灰岩の亜円~角礫が点在しています。大勝浦と似た地層ですが、ここはダイアピルではないことになっているようです。
IMG_5508.JPG
IMG_5513.JPG


Site3 広川町天皇山下(天皇浜)で鉱物採集
採集という点ではこの巡検イチの場所でしたが、滞在時間約30分。辰砂、クロム苦土鉱、ドロマイト(苦灰石)、マグネサイト(菱苦土石)あたりが見られたのではないかと思われます。ここでは、ただひたすら辰砂を含んだ岩を砕いて、参加歴の浅い方々にお分けしていたので、みんながどんな良いものを見つけたのかは知らないのです。辰砂を一つだけ標本にしました。

Site4 海南市 和歌山県立自然博物館
学芸員の小原先生に、和歌山県から産出する鉱物、化石の解説をしていただいたあと、バックヤード(水族館の裏側)を見せてもらいました。大水槽のロウニンアジやギンガメアジは、1982年の開館時からいるんだそう。30年超、魚ってそんなに長生きなんだ~

今回の巡検はあまり採集をしなかったので、帰りの荷物が軽く、後片付けも楽でした。たまには無欲に過ごしてみるのも良いものです。めでたしめでたし。

カテゴリ

タグ

南紀巡検 3月22日

Site1 串本町紀伊大島 海金剛の見学
海金剛は、朝鮮半島の金剛山に由来する名前だそうです。朝日新聞社の『21世紀に残したい日本の自然百選』(全く知りませんが)に選ばれているそうです。流紋岩でできているそうです。
この日は朝8時半が満潮。潮が引くのを待ちがてら、景勝地のお散歩です。ツバキもきれいに咲いていましたよ。
IMG_5454.JPG
IMG_5455.JPG


Site2 串本町潮岬 潮岬火成複合岩類の観察
潮岬展望台から、海岸の潮岬火成複合岩類の露頭を観察しました。酸性岩と塩基性岩が近い場所に見られます。
その後、海岸で流紋岩、斑レイ岩、玄武岩などを手に取って観察しました。斑レイ岩にはきれいなカンラン石を含むものもありました。
ここでの採集物は、ウニのブンブクチャガマ。石橋さんからいただきました。ありがとう!

Site3 串本町橋杭岩の見学
IMG_5487.JPG
DSC_0370.JPG


Site4 那智勝浦町大勝浦海岸 泥ダイアピル(泥火山)見学と銅や鉄の二次鉱物を採集
四万十帯の熊野層群です。
このダイアピルは、砂質泥岩中に、砂岩、泥岩、石灰岩の角礫を含んでいます。深い部分で発生した高圧の間隙水により泥や岩石が液状化しながら、地層の弱い部分に沿って吹き上がってきたものと考えられています。
IMG_5489.JPG
さらに海岸を歩いてゆくと、芸術作品のような砂泥互層が見られました。
IMG_5496.JPG
この辺りには、22日と同じような鉱物、黄鉄鉱、パラアタカマ石(写真)、Natrojarosite、テナルド石などが見られました。これらも22日のと同様、持って帰りたいかどうかは、意見が分かれることでしょう。
IMG_5498.JPG

カテゴリ

タグ

南紀巡検 3月21日

南紀巡検巡検に参加しました。観光たっぷりの3日間、少々はしょって報告します。

Site1 すさみ町和深 天鳥の褶曲
四万十帯の牟婁層群です。
海底にたまった泥や砂が、固まっていない状態で海底の斜面を滑り落ち、その過程の応力によってくにゃっと曲がったのでしょう。東北の地震でも、太平洋沖の海底でこんな現象が起こったのでしょうか。
IMG_5374.JPG
ですが、海側を振り返ると、応力の影響の少なそうな地層も目に入って来ます。
IMG_5399.JPG


Site2 串本町の海岸で銅や鉄の二次鉱物を採集
海岸の二次鉱物は、内陸部の鉱山跡のものとは違い、塩の影響を受けているようです。これはNatrojarosite(ソーダ鉄明礬石)。泥岩中のFeS2に海水のNaClが反応して生成した鉱物です。とはいっても、表面に付着している程度のものですが。
IMG_5415.JPG
そのほか、黄鉄鉱、黄銅鉱、重晶石、赤鉄鉱、パラアタカマ石、テナルド石などが見られましたが、持って帰りたくなるかどうかは、意見が分かれることでしょう。貝がら(特にタカラガイ)やサンゴのかけらのほうが、人気があったみたいです。
沈む夕日に追われるように、バスに戻りました。撮影時刻18:08、ほぼ春分です。
IMG_5422.JPG

カテゴリ

タグ

本で読んだ終戦時のロシアでの体験談

横山先生にいただいた著書『カムチャツカ学術紀行』に、満州で終戦を迎え、日本に帰ってくるまでのことが、少し書かれていました。一部をそのまま引用します。
『ラコウの収容所では若い女性がロシア人に毎日拉致されていく話を聞いていた。一夜の慰安婦として使われるのである。要するに輪姦され、翌日は廃人のようになって帰ってくる。ロシア人にとっては日本の女性の老若の判断ができない。そのうちに五〇~六〇才のオバサンまで被害にあうようになった。』
『新京にいたころには、ロシア人の子供たちによくなぐられた。彼らは白系ロシア人と呼ばれているが、ロシア革命のために逃げてきた貴族の子供たちである。彼らは大邸宅に住んでいて、我々のような日本の子供をみつけると、まっすぐ立たせてほほをぶったたくという遊びが流行っていた。「おまえたちは戦争にまけた国の子だからがまんすべきだ」と理屈をいう。妙なことに我々のほうでも何となくそう思ってしまって、じっと立っていた。』
戦時中の非人道的な日本兵の振る舞いに対して近隣国は避難していますが、日本人も、外地の一般人から非人道的な扱いを受けているのです。なぜ日本は、こういうことを抗議せず、一方的にケンカを売られてばかりいるのでしょうか・・・? マスコミには、このような生の体験談を掘り出して、日本人に、いや世界中に周知させてほしいものです。

カテゴリ

タグ

ダウンとカシミヤの洗濯

天気のいい日に、ダウンとカシミヤの洗濯をしました。
浴槽にぬるま湯をためて、おしゃれ着用の洗剤を使って、手洗いをします。
ダウンは生地の布目が細かくて暖かい空気を逃がさなくて保温性はすばらしいものなのですが、洗うとなるとこれが裏目に出てしまいます。洗剤液やすすぎのお水が生地を通りにくくて、洗うのに力を使います。なんとか洗ってすすいで、干すのですが、この後の作業が大切です。時々ダウンをほぐして、ふんわり状態にもどさないといけません。(干しっぱなしで乾かしたら、羽が固まったままになってしまった、という失敗談を聞いたことがあります。)
寒かったり天気が悪くて乾くのが遅いとダウンが傷んでしまいそうなので、暖かくなったゴールデンウイークの天気の良い日が、ダウンの洗濯にはぴったりだと思います。
カシミヤのほうは普通に干して、形を整えながらアイロンをかけたら、それでOKでしょう。

こんなお手入れで、ダウンは10年以上、カシミヤのカーディガンは20年以上愛用できています。

カテゴリ

タグ

新機材投入

いつも使っていた標準ズームがだだをこねだしたので、新しいものを購入しました。
天気のいい日に試し撮り。ヒメジオンと虫。なかなかよろしい感じです。
花.JPG
虫.JPG

カテゴリ

タグ

春野菜のパスタ

益富地学会館に行ったら、Kさんがとれたての野菜を持って来てくれていて、分けてもらいました。
フキとサヤエンドウとキャベツを使ってパスタを作ってみました。

パスタをゆでながら、斜め切りしたフキも軽くゆがいて水でさらしておきます。
オリーブオイルで鶏肉を炒め、パスタが茹で上がりに近づいた頃、フキと斜め切りしたサヤエンドウとキャベツもフライパンに加え、色が変わり始めたらパスタを加えます。火を止めた後、香り付けにオリーブオイルを加えよく混ぜると、春らしく色どりのパスタのできあがり。
味付けは、塩、コショウ。あれば、最初にニンニクスライスも炒め、コンソメ少々や、白ワインも入れると、もっとおいしくなります。
このサヤエンドウ、スーパーで売られているものとは別の種類の豆かと思いたくなるくらい色が濃く、さやが厚く、香りも強いのです。パスタ全体に、サヤエンドウとフキのかおりがふわ~っとついていて、幸せな昼食になりました。

カテゴリ

タグ

Mermaid II について

☆ インドネシア東北エリアダイビングクルーズ20☆

Mermaid II に乗るのは3回目でした。「よっぽど好きなんだな」と思われそうですが、そういうわけではありません。予約するタイミングで、いつも他の船に空きがなく、選択肢がこれしかなかったのです。今回の旅の予約は、5月中旬。ラジャアンパットクルーズは、予約合戦が激しいようです。

この船の全体的な紹介をしましょう。

これはサロンです。冷蔵庫があり、ジュースやビール(有料)が入っています。1杯づつ豆を挽いてドリップするコーヒーメーカー、紅茶などの飲み物や果物も用意してくれています。酔い止めの薬、本、ダイビング雑誌(英語とドイツ語!!)、図鑑、DVDもあります。
IMG_8629.JPG
サロンの後部はオープンデッキになっています。日陰や夜には風が寒く感じられることもあったので、上着を持って行くことをおすすめします。
IMG_0301.JPG
サンデッキは船の前にあります。ここでマッサージもしてもらえます。
これらは上の階にあります。
IMG_7854.JPG
下の階には、食堂、8室のキャビン、ダイビングデッキがあります。
キャビンの案内はこちら
食堂には、ジュースやビールの入った冷蔵庫、コーヒーメーカー、紅茶などの飲み物が用意されています。食事は3食ともビュッフェスタイルです。
ダイビングデッキには、一人に一つ、器材用バスケットが用意されています。広さも十分です。
IMG_7492.JPG

ダイビングは、1日最大4回。朝、軽く食事をして、1回目のダイビング。その後朝食。2回目のダイビングの後、昼食。3回目と4回目のダイビングの間におやつを出してくれます。4回目のダイビングの時間は、夕方、日没前後(ニシキテグリ目的)、ナイトなどいろいろです。その後、夕食です。移動が長い日や、島に上陸する日は、3回しかダイビングできないこともあります。
食堂のホワイトボードに1日のスケジュールを書いてくれます。そして、夕食の時に、次の日のスケジュールを紹介してくれます。
IMG_8998.JPG


ダイビング前のブリーフィングでは、現在位置、ダイブサイトの地形、最大水深、流れの強さ、水温、見られる生物(写真付き)などを説明してくれます。
IMG_9979.JPG

ナイトロックスもありますが、よく使えなくなっていました。2回目のコモドクルーズでは、最初の2本しか使えませんでした。今回も時々普通の空気になっていて、そのたびにダイコンの設定を直さないといけなくてめんどうでした。
ダイバー18人を4つのグループに分け、1グループあたり4~5人を1人のダイブマスターが案内していました。2つのディンギー(ゴムボート)でエントリーポイントへと運んでくれますが、1つのディンギーには1グループしか乗れません。2グループが海に入った後、後の2グループがダイブサイトへ移動することになりますが、その点には気を使っているようで、先発、後発は1日交代になっていました。また、相部屋の人は、先発組、後発組に分けてありました。部屋のシャワーを待たなくていいように、との配慮だと思います。(以前乗った時には、一人参加の男女を相部屋にしていましたが、今回は相部屋は男女別になっていました。)
器材を背負って、後部ディッキからディンギーに乗り込み、全員がフィンをはき終わったら出発します。スタッフはウエットのファスナー上げ下げしてくれますし、フィンもはかせてくれます。
IMG_9378.JPG
バディダイブはもちろんOKです。空気のなくなった人から順に上がっていました。
不快なくらい強い流れのある所にも普通に潜ります。(安全なのでしょうか???)
ダイビングが終わって、デッキのシャワーで塩を流したら、スタッフが乾いたタオルを渡してくれます。エンジンの熱で乾かしてくれているようで、あったかいです。ナイトダイビングの後は、温かいココアを作ってくれます。
ウエットスーツは毎回スタッフが水洗いしてくれます。水着はこんな感じで廊下に干します。親切なことに、クリップを用意してくれています。
IMG_9766.JPG

Soron到着

☆ インドネシア東北エリアダイビングクルーズ19☆

お昼前に最後のダイビング(計40Dives)を終え、シャワーを浴びて、ビールを飲んだりしながら、ゆったりした船旅を楽しみます。海の青が鈍い色に変わってきて、とうとうSoronに着いてしまいました。
Soron.JPG
この先、大きな客船MV Sinabungや、よくwebをチェックしているLiveaboardの間を通って進み、この旅最後のアンカーを下しました。
IMG_0905.JPG


さぁ、こっから先がまたまた大変でした。
Soronの空港に送ってもらい、チェックインカウンターでE-ticketとパスポートと預ける荷物を渡すと、カウンターの人が端末をチェックして困った顔をしています。周りにいた係員も集まってきて、何やら相談しています。「どうしたの?」聞くと、「予約が取れていない」とのこと。さてどうしたもんだか、まずは帰る方法を考えねば。横に並んでいる別の航空会社に空席があったらいいけど、なんて考えていると、「発券し直すから、事務所に来て。」と別の部屋に連れていかれました。そこで、空席があるから飛行機に乗れることまでは確認できました。10分くらい待っていると、「搭乗券を用意するのに15分くらいかかるから、座って待っていて。」と、ロビーの椅子に案内してくれました。短めに言っているだろうに、少なくとも15分なんてえらく時間がかかるなぁ、と思いつつ、従います。待つこと30分、搭乗券とパスポートを渡してもらえました。追加料金を払う必要もありませんでした。不可解なトラブルです。
さらに小さいトラブルを2つほどこなして、バリ島に着いた時にはほっとしました。

タピオカの元

赤道周辺で育てられているキャッサバ。畑に植わっていることもありますが、雑草まみれのところに生えていたり、植物が育たなそうな荒れ地に生えていることもあり、強い植物のように思われます。
トウダイグサ科なので、シアン化合物の毒を持っています。しかし芋のような根にはデンプンが蓄えられているため、人はがんばって毒抜きをして、食料としています。
IMG_9169.JPG
IMG_9143.JPG
こんな細い葉で芋ができるというのは信じがたいですね。

キャッサバの芋を毒抜きした粉が、有名なキャッサバです。

カテゴリ

タグ

Copyright © 楽園と日常のハザマで・・・ All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。