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ヤッタネ! アマミホシゾラフグの産卵床をゲット!!!
4年来の希望が完璧にかなったよ。

砂の海底にある直径2mくらいの構造物は、体調10センチほどのフグの作品。
メスに卵を産んでもらうために、オスが数日かけて掘ったり砂を飛ばしたりして作ります。
完成間近になると、稜線に砕いた貝殻やサンゴを置いて飾り付け。

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完成したころメスがやってきて中央に卵を産んで、すぐどっかに行くそうです。

その後もオスは巣に残って卵の世話をし、5日後にはふ化するそうです。
その後また巣作り…

というのを2週間おきに繰り返している、生きづらそうな生物。
10cmの魚と2直径mの円。身長150cmの人が直径30mのサークルを作るようなもの。

アマミホシゾラフグは、2011年に発見されて、2014年に新種として論文発表された魚で、
日本の奄美大島付近でしか見つかっていないそうです。
体の点模様を、奄美大島のきれいな星空に例えて名づけられました。

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