世界三大がっかり名所を訪ねてベルギーのブリュッセルを再訪 私をがっかりさせたものは…?


ブリュッセルの観光地は狭い範囲に集まっていて、簡単に歩いて観光できます。標識も充実しているので、あらかじめ地名の現地語をリストアップしておいて、それと見比べながら標識をたどると、迷わず目的地に行けるでしょう。

世界遺産にも登録されているグランプラス

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グランプラスには高い塔のある建物があるので、塔を目指してに適当に歩くと着きます。ヴィクトルユーゴー(レ・ミゼラブルの著者)が、世界で最も美しい広場と称した広場。110m X 24mの広場を、昔のギルド(同業者の協同組合)の建物がかこんでいます。1から39までの番地がふられているようです。この写真は1~7番地までの西側の建物です。

次は小便小僧(Manneken Pis)ことジュリアン君に会いに行きましょう

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グランプラスの南側、市庁舎横の小道へ向かいます。目印はセルクラースの像。像をなでると幸福になれる、といわれているようで、磨かれてピカピカ。訪れて思い出したけど、前に来た時も触って一緒に写真まで撮ったよ(再訪させてくれてありがとう)。
さらにエチューヴ通り(Rue de l’Etuve)を南に下ると不思議なお菓子屋さん。
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この辺りまで来ると、前方に人があふれているのが目に入ってくるはず。目指す少年像は、人混みの中に。
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ルネサンス様式の建築物が大きすぎて、肝心の少年に目が行きにくい、と思いました。ガイド本には、”ブリュッセルの最長老市民” として有名って書いていますが、知りませんでした。”世界三大がっかり名所” の方が間違いなく知れ渡っているはず。地図にある「小便少女(Jeanneke-Pis)」も見に行くと、少女がしゃがんで用を足していました。悪趣味!!!

晴天の時に訪れたいギャルリー・サン・チュベール


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ぶらぶら歩いていると、きれいなアーケード街にたどり着きました。アーチ状の入り口や天井の細い梁などが、パリに来たかと感じるような優雅な雰囲気をかもし出しています。手袋、インテリア雑貨、靴などを扱う店にはさまれて、たくさんのチョコレート店が並んでいます。中に入るとカカオのいい香りに包まれました。
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ゴディバより高価なチョコレートがあった


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このNeuhaus、よくトランジットで使うフランクフルトの空港で割引販売されていて、何度も買っていたので、お店を見るのがちょっと楽しみでした。なんでパイナップルなの~とちょっとがっかり。でも、実はゴディバより値段が高いことを発見。もちろんお持ち帰りし、毎日自宅で味わっていますよ。

私をがっかりさせたのは?


その後もあてもなく歩きます。いくつか入った教会は、ヨーロッパの他のに比べてとても質素でした。公園に行ってみたけど花は咲いていませんでした。まぁ、全体として、ブリュッセルの街にがっかりした感じがあります。ロワイヤル広場からグランプラスに向かう道は、まぁきれいそうかな。
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夏至の深夜に感動


19時に店が閉まり、ホテルに帰って、いつものようにハム、チーズ、スパークリングワインの夕食。ホテルの裏に、ローマ時代を彷彿とさせる日干し煉瓦の建物があって、夜ライトアップされてそうだったので、最後にそれを鑑賞して寝ようと思っていました。
しかし、いつまでたっても暗くならないのよ。
というわけで証拠写真を撮りに、グランプラスへ。21:30、一人で出歩くことに不安のない明るさ、人出でした。