☆インドネシア東北エリアダイビングクルーズ3☆

やっと来ることができました。何回か行こうとしましたが、リゾートが空いてなくて、チャンスのなかったアロールです。このクルーズでは、1日、3ダイブだけでしたが。ドロップオフ、砂地、火山など、変化に富んだ水中環境で、クマザサハナムロがシンクロ泳ぎをしていたり、ウツボが黒いスズメダイにアタックしていたり(失敗!)、大きなキンチャクダイがぐーぐー怒りながら別のキンチャクダイを追い回していたり、ピグミーシーホースもいました。おいしいケーキを一口かじったところで取り上げられて、手の届かない戸棚に隠されたような感じです。陸でいいから数泊して、辺りをじっくり堪能したいものです。

さて。エントリーした瞬間、ひや~、っと思いました。この地域は、コモド南部ほどではないけど、25~26度とちょっと水温が低めなようです。
火山の下に潜ったら(火山と関係あるのかどうか?)、底がぎっしりイソギンチャクでおおわれていました。水面下~20m位までずっと。ブリーフィングでは、海底から泡が出ていると言ってましたが、イソギンチャクだらけで、泡なんか見えませんでしたよ。当然、こいう所には、各種クマノミが住みついています。わりとでかくて日焼けしています。このサイズのクマノミは凶暴なイメージがありませんか?ストロボに向かって来たり、噛みついてきたり、するものですが。ここのクマノミは、何が怖いんだかすぐにイソギンチャクの中に引っ込んでしまって、写真を撮らせてくれませんでした。
なので、こんなので遊んでみました。
らせん.JPG
らせん2.JPG
ねじれたムチヤギ。この日、二本のネジレムチヤギを撮っていますが、どちらも同じ方向に巻いています。規則性があるのか、偶然か・・・

水温は少々低くても、生き物たちはお熱いようで???
エビ.JPG
なにやら争っているのを眺めていたら、こんなことに。上のを軽く引っ張ってみましたが、離れませんでした。写真で見ると、負けた2匹とは、体格が違いますね。
ムチヤギに付いているガラスハゼ。探すと、高確率で、ペアでいますよ。
ハゼ.JPG
寄せてみました。よく見る構図ですが。

年末年始のこの時期、アロールまでは雨季。毎日、降ったりやんだりのお天気で、海も荒れていました。この日は16時頃アロールを出発し北上しましたが、薬もあまり効かないくらいよくゆれていました。ゆれすぎて準備ができなかったとかで、夕食は、サンドウィッチとエビチリ、果物少々だけでした。でもそれで正解です。みんな食欲がなく、早々に部屋に帰っていましたから。