植物が子孫を残す方法としては、種を作るのが一般的ですね。苦労して養分を蓄えて種を作っても、すべての種が芽を出すわけではないので、動物にくっついて運んでもらったり、実を食べてもらって種を運んでもらったり、根を出してから下に落ちたり、発芽率を上げるべく植物なりに戦略を練っているようです。
そんななか、こんな直接的な方法をあみだした植物があります。なんと、葉から芽を出すのです。葉が落ちて、どうして枯れないんだろうと思っていたところ、こんなことになっていました。
ハカラメ.JPG
ハカラメ、マザーリーフなんて愛称を付けられていますが、図鑑には、セイロンベンケイソウという名前が載っています。

2年前のマリンダイビングフェアで ”シーサー阿嘉島店” にもらった一枚の葉っぱ、まだ遺伝子を維持しています。それなりに成長しますが、寒さに弱いのに外に置いたままにしているので、冬が終わった時には茎だけになってしまいます。それでもあったかくなると復活するので、すごい生命力です。まぁ、葉から芽と根を出すくらいだから、茎から葉が出るくらいのことには驚きませんが・・・