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初めて星砂を見たのは、小学生のときです。
おばが西表島に行って、拾って来たのです。まだ素直だった私の目には、まさに”星”そのものに見えました。

みなさんによく知られている星砂(写真に写っているもの)は、実は生物の骨格のようなものです。
今日は、星砂の正体についてお話しようと思います。夢を壊したくない方は、読まないほうが良いかも。

生き物としての星砂は、この星型骨格の内部~外部にやわらかい体として存在しているそうです。珊瑚礁が発達しているような暖かい海で生きています。浅いところに生えている海藻にくっついて暮らしているそうです。子孫を増やしたくなったら、時には細胞分裂をし、別の時には有性生殖をするんだそうです。

星砂は、有孔虫という原生生物の仲間です。有孔虫は、こんなふうなライフスタイルで、形を変えながら3億年も存在し続けています。3億年前の化石も見つかっていますし、沖縄県に行けば生きた有孔虫(星砂など)にも出会えます。

星砂のように、周りの環境に合わせながら、意固地にならずに暮らしていると、楽に日々すごせて、長生きできるのかなぁ・・・
こんな原始的な生物からも、学ぶべきことがあるようです。ちょっとした発見!

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