ギンガメ玉.JPG
ゴールデンウイークは船旅でのダイビングでした。5日間の船上生活です。
朝起きて、そのまま海にドボン。早朝6時に起こされて(ねばってぎりぎりまで寝てますが)、7時には海に入っていたりもします。
入った直後は暗い海で、魚もあまりいません。どうして集まるのか、クマザサハナムロ(ウルメのちょっと大きいような魚)が、下のほうから列をなしてちょろちょろと上がってきます。岩の隙間から、アカモンガラが出ようかどうしようか様子をうかがっています。水面をあおぐと、上のほうで大きなカスミアジがエサを探しています。
こんなふうに一日が始まってゆく過程を楽しませてもらって、1時間後に海から上がる頃には、光が差しこむ明るい海にたくさんの魚がひらひらしている、見慣れた風景になっています。

さてこの写真はギンガメアジ玉です。ちょっと小さめだったので体長40センチくらいでしょうか。朝からよく集まっています。小さい魚が身を守るために群れているのはよく知られていますが、どうしてこんな大きい魚が群れないといけないんでしょうか。

これ、けっこうな速度で泳いでいるんです。全力で泳がないと追いつけません。ちょっと力をゆるめると、置いて行かれてしっぽしか見えなくなります。魚の先頭に回って、太陽のシルエットも入れて、と泳ぎ回って、力尽きてしまい、足を動かすこともできなくなって海底に落ちてしまいました。
起きてからなんにも食べずに、なにやってるんだろう・・・
と自分でもあきれてしまいましたが、疲れが取れた頃に、2回戦に挑みました。

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