寒くてつらいですが、昨日はバラの剪定をしました。

ツルじゃない普通のバラは、まず、細い枝や古い枝を根元から切り、太くてつやが良くて丈夫そうな枝だけにします。
そして、残した枝も、高さ20センチくらいのところで切り落とします。枝をよく観察すると、小さな芽が付いています。この芽のうち、大きくて、株の外側についているものを残すようにして、その少し上で切ります。あったかくなると、この芽から、新しい元気な枝が伸びるはずです。
バラは、切った所のすぐ下あたりから、枝を伸ばすようです。
なので、株の内側の芽を残すと、内側に向かって新しい枝が伸びてきます。すると、風通しや日当たりが悪くなり、きれいなお花が咲かないし、病気になりやすかったりします。

ツルバラも、弱い枝を根元から切り落としましょう。残った枝は、植えている場所や空いている空間にあわせて、樹形を整えるように切っておけばいでしょう。
元気な枝(去年のシュート)を、適当な高さ(たとえば1mくらい)で切ると、その先からたくさん新しい枝が伸びて、”しだれバラ”みたいになっておもしろいです。

剪定が終わると、枝の山ができますね。あったかかったら、挿し木にして有効活用できるんですが、この季節にさし木をしても芽や根が出るとは思えません。貴重なバラの命の一部なんですが、ありがとうと思いつつ、処分することにしましょう。

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