ダイビングを始めて間もない頃、よくサイパンに行っていました。
当時は飛行機代が安く、燃料代追加なんてほとんどなく、ホテルは1泊4000円も会社から補助をもらえていて。いい時代でしたね~

お世話になっていたショップは、泊まっていたホテルに入っていたブルーホライズン。手書きの旗で、100本を祝ってくれました。流れがあるので苦手だったイーグルレイシティは、水底にロープを張って案内してくれたり、グロットではドライバーさんがタンクポーターをしたり(さすがにこれは頼んでいない)など、とても親切なショップでした。まったりした雰囲気が好きで、通っていました。都市型ショップのサービスになじめなかった私がダイビングを続けられたのは、このショップのおかげです。
ところが、JALが撤退して行きにくくなりました。その後、時々、海外の航空会社が飛んでくれましたが、運賃が上がったので行く回数が減り、縁遠くなっていました。

そのショップが、近々店じまいをするそうです。とてもさみしい思いでいっぱいです。お礼に行きたいですが、難しいだろうなぁ。それまでに行かなかったら、もうサイパンに行くことはないでしょう。

当時はピント合わせの難しいニコノスと、今から思えばどうしようもないコンデジを使っていたし、そもそもダイビングスキル自体もしょぼかっただろうから、まともな写真は残っていません。ピンボケ&青かぶりで、何が写ってるんだか分からない写真も、もう捨てられなくなりました。