キラウエア火山 2018年5月 *2

5月3日午前、ハレマウマウ火口に移動している途中で、かわいらしいピンク色の噴煙が上がっているのに気づきました。プウオオの方角です。
この日はマウナウルの噴火の痕跡を巡るトレイルを歩いて、プゥフルフル(マウナウルの近くの噴石丘)に登ることにしていました。進行方向にプウオオが見えるだろうと、期待。
駐車場では固有種のネネ(ハワイガン)が食事をしていました。

トレイルに入ってすぐ目に付くのは、1969年の割れ目噴火の跡。
この辺りには、Cinder、ペレーの涙、スポンジ状のReticulite、ペレーの毛がある、とガイドブックに書かれていますが、Cinderとペレーの涙しか見当たりませんでした。
また、パホイホイ溶岩上に流出したアア溶岩や、
溶岩樹
などを観察しながら歩いていると、プウオオからのピンク色の噴煙が目に入ってきました。
写っている溶岩はマウナウルの噴出物、植物の残っている丘はマウナウル溶岩に焼かれなかったプゥフルフル。
トレイルに従ってプゥフルフルに登るつもりでしたが、もっと先の山に見える人の姿に引かれてそちらに向かうことに。頂上に着いて地図を確認すると、なんとそこはマウナウル。頂上には深いクレーターと割れ目噴火の跡がありました。
せっかく山登りしたのに、プゥオォのピンク色の噴煙はイマイチ迫力に欠ける状態でした。