久しぶりに見たヤノダテハゼ。
ダテハゼはテッポウエビといっしょに暮す共生ハゼです。ハゼは、エビに巣穴を掘ってもらったり巣の手入れをしてもらい、目が見えないエビは、ハゼに目の代わりをしてもらっています。穴から出たエビはヒゲをハゼに付けていて、ダイバーが近づいたら(危険がせまったら)、ハゼは体やしっぽを振ってエビに知らせます。多い時には、1つの巣穴にハゼのペアとエビのペアがいっしょに暮していて、4匹が砂の上に出ているのを見ることができます。
さて。エビとのツーショットを、と、かなり粘りました。でも。せっかく出てきても、かんじんのしっぽを隠してしまっているのは、もったいないことです。
地質の世界では、発見者は自分の名前を付けないことが暗黙のルールになっています。鉱物とか、化石とか。生物は、発見者の名前を付けるんですね。どことな~く違和感を覚えます。
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