☆ インドネシア東北エリアダイビングクルーズ10☆

1週間ぶりの陸地、Banda Neira(ネイラ島)に向かいます。(後ろはGunung Api)
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この島は、香辛料ナツメグのために、ポルトガルやオランダに植民地支配されたとのこと。当時に建てられた家は博物館になっていて、家具や、絵、武器等が展示されていました。多くの現地人が追放されたか虐殺されたそうですが、なんでそんなことをするのでしょうか。
丘を登ると、平和そうな島にふさわしくない要塞が目に入ってきました。1611年ポルトガル人が建て、その後オランダ東インド会社が増強させたというFort Belgicaです。
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明るい南の島のはずなのに、どことなくく陰気な雰囲気が漂っているのは、島の歴史のせいなのでしょうか・・・

この後、ナツメグ農園を見学しました。ナツメグなんて持ってないし、料理で使ったこともないので、見ても「ふ〜ん」としか思いませんでしたが、この中の黒い部分をつぶして乾燥させたものが、スパイスとして使われるのだそうです。
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この他、シナモン、カカオや、聞いたことない名のスパイスも育てているそうです。
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生のカカオを試させてもらいました。チョコレートから砂糖を抜いて、生の植物にしたような味でした。(その通りなんですが)

中国人もこんなところまで来ていたらしく、中国のお寺(順天宮)までありました。
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前日の夕方、この島のMaulana Hotel(船着き場にもなっている)の下でダイビングをし、たくさんのニシキテグリを見ました。食料事情が良いらしく、かわいらしく見えないくらい巨大でした。