会社をちょっと早く出て、最終便で那覇まで飛び、夜10時半過ぎには国際通りの宿に着きました。適当にごはんを食べてビールを飲んで寝ました。
一人でのんびりゆったり、快適すぎる那覇でのひとときに、頭はとろけてしまいました。

翌朝は、8:05発石垣へのフライトです。7時にはホテルを出ようと思っていたら・・・・・ 
少々あせりながらモノレールの駅へと向かいます。巨大リュックサックを背負い、同じくらいの大きさの旅行かばんを肩にかけて歩いていると、タクシーが次々にすり寄ってきます。”こんなケチクサイいでたちの人は、タクシーなんかには乗らないんだ”と思いつつも、遅れそうなので、誘惑に負けそうになってしまいます。
だいたいこういうときは、お決まり通りの展開が待っているわけで、切符を買ってホームに上がったら、ちょうど列車のドアが閉まってしまいました。次の列車は何分後?と時刻表を見ると、次の便では飛行機に遅れそう。しかし、今出た列車の時刻が載っていません。”どういうことだ???”と困惑していると反対車線の列車がやってきました。そちらは時刻表通りに動いているんだろうかと、見ると、やっぱり変です。
あれ?今日って何曜日だったっけ・・・ そういえば、昨日は水曜日だったような・・・ てことは平日だ。通勤時間帯は便数も多いはず。助かった~。
そう、頭はすでにお休みモード、休日ダイヤを見ていたのです。

ただし、モノレールは5分遅れでやって来て、空港に着いたのは7:48。カウンターまで走り、搭乗手続き締め切り30秒前くらいに荷物を預けました。8時頃出発が3便もあるせいか、こんな時間でも手荷物検査が混んでいて、10分近く並ばされることになり、搭乗口まで走りました。しかしながらまだ遅い人がいて、お葬式帰りの集団が団体で10分くらい遅れて、あわてるようでもなく、のんびりと乗ってきました。おそるべし沖縄県。
こんなことなら、あせったり走ったりするんじゃなかった!

そうして結局、2便を見送った後に飛び立ちました。当然ながら何事もおこらず普通に石垣までやって来ましたが、突然すごい雨です。ANAホテルが見えてきて、さぁ着陸するかと身構えたとき、なんと飛行機は高度を上げはじめたのです。これがインドネシアの国内線とか、ニューギニア航空なんかだったら、すごく怖くなるんだろうけど、全日空だから問題はないでしょう。
しばらくすると「空港上空まで来たけど、雨量が多すぎて着陸できませんでした。石垣島の北で待って、再度着陸を試みます。」との機長のアナウンスがありました。
待つのはいいけど、10時発の船に乗りたいんだけど・・・

当初はどんだけ降っていたんだろうと思われるような豪雨のなか、35分に着陸しました。荷物を受け取って出たのが45分、タクシーは普通にゆっくり走って、55分に港に着きました。
無事に西表島行きの船に乗ることができました。朝から疲れた~~~

後になって思いました。モノレールからANAカウンターにダッシュしている時に、肉離れが再発しなくて良かったわ。20kgの荷物を持って走れたということは、完璧に治ったってことに違いない。

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