* ラジャアンパット 5 *

このリゾートでは、距離10キロ以上離れたポイントに行く場合、追加料金が必要になります。残念ながら、マンタポイントも少々遠いようで、25ユーロ追加なのですが、マンタポイントにだけは、最初の1回は追加料金なしで連れて行ってもらえます。

事前情報によると、流れが強いのに、つかまる岩もない砂地で、多いときは100枚くらい出る、らしい。PATさんも、流れが強いし、ひどいときは洗濯機状態だ、なんて恐ろしいことを言っていました。ですが、最近はマンタがいない日もあるようです。毎日夕方に集まって、翌日のポイント相談会をするのですが、その時にPATさんは、”マンタポイントには、ヨウジウオ、ヘラヤガラ、いろんな種類のウミウシ、黄色くきれいなギンガハゼがいます。マンタがいなくても楽しめます。”なんて言っていました。

さて。
ポイントに着いて、ガイドが水面からマンタを探してくれましたが、いないようでした。別の場所でダイビングをし、約3時間後にマンタポイントに戻りました。
またガイドがマンタを探しに行きます。・・・・・ギンガハゼがいるならきれいな別のハゼがいるかも・・・なんて思っていると、ガイドがうれしそうに戻ってきました。”OK”

さぁ!海に入ると・・・・・。かなりにごっています。流れはほとんどありません。でもマンタはいません。
ヨウジウオもヘラヤガラも視界に入ってきません。ギンガハゼは?と目を凝らすと、黄色い何かが。いました。直径5ミリくらいの子供です。すぐ引っ込んでしまい、出てきません。レッドマージンシュリンプゴビー(逃げない)やオトメハゼはたくさんいましたが、きれいな別のハゼは見つかりません。
水温28度でも、動かずにじっとしていると寒くなってきます。”マンタはいないに違いない!もう別の所に行こうよ!!”と思った頃、遠くのほうから黒い影がこっちに向かってくるのに気がつきました。

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マンタ4枚、うち3枚がブラックマンタでした。




しかし。せっかくのマンタが台無しの透明度。もったいないことです。