青のグラデーションにいやされ、仲良さそうに2匹並んでただよっているお魚になごまされたり、と、ダイビングは楽しいものですが、時には涙が出そうになるものにも出遭います。

ハナダイ.JPG

これはスミレナガハナダイの雄。どうしてこんな模様になったんだか、体に青い四角の模様がある、一度見たら忘れられないお魚さん。雌は黄色で、雄よりも体長がちょっと短く、四角い模様もありません。なので、写真を撮って、図鑑で調べるまでは、同じ種類とは想像もできませんでした。

さてこのお魚さん、分かります?背中がかじられて、赤い身が見えています。痛そう。とても長生きできそうには見えません。
追いかけたらさらに寿命が縮みそう、なんて思い遠慮ぎみにカメラを向けているせいか、写りもいまひとつ。

小魚がぱっくり食べられちゃったら、”うわぁ”って思って、それだけですが、こんなのを見ると、涙が出ますね。いやいや、オニダルマオコゼがこんなになっていても、涙は出ないだろうなぁ・・・

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